造船業は建設業界の経験が生きるってホント?
コラム
造船業と建設業、最初はまったく別の分野に思えるかもしれませんが、実はこの2つには多くの共通点があり、建設業の経験が大いに生きることがあります。
まず、基本的な「図面の読み方」。
建設業でも図面を見て建物を建てますよね。
造船業でも同様に、設計図を見ながら船を作ります。
平面図や断面図、詳細図などの見方が身についていると、新しい仕事でもスムーズにスタートできます。
図面を見ながら自分の作業をきちんと理解できる人は、どちらの業界でも頼りにされます。
次に「溶接技術」。
建設現場でも鉄骨や配管などの溶接が必要です。
造船でも、船体の鉄板をつなげるために溶接は欠かせません。
すでに溶接の技術を持っている人は、そのまま使えますし、更に船舶特有の技術を身につけることもできます。
大海原を行く船を自分の溶接で支えるって、ちょっとかっこいいですね。
そして「材料の知識」。
建設業で使う鉄やコンクリート、配管材などの知識は、造船でも役に立ちます。
船の材料の特性を理解していれば、どんな作業が必要か、どうやって効率的に進めるか、といった判断がしやすくなります。
これも経験が光るポイントです。
こうしてみると、建設業の経験は造船業において多くの点で生かせることがわかります。
もし建設業界から造船業界に転職を考えているなら、お気軽にご相談ください。